乳腺炎になりました。以前にもそれらしきものになりましたがすぐ治り、安心していたら、突然のカムバック。
左胸にしこりができ、38度超の熱がでたので、チビ子に頻繁におっぱいをあげ、tylenolを飲んだところ、翌朝にはしこりも若干小さくなり、熱も下がり、ほっと一安心。
も、つかの間。午後になると、今度は右胸にでっかいしこりができ、寒気が。しばらくすると寒気もおさまり、やれやれと思ったら、今度はもっとすごい寒気がやってきて、歯がガチガチ、震えがとまらん。おっぱいを見たら、左右ともしこりの部分が赤くなってるではないか!げっ!しかも、赤い部分、触ると熱い。ついでに熱をはかってみたら、39.5度!ひょえ~。そういえば、だるいわ。
ネットで調べたら、間違いなくこれらは乳腺炎の症状。どうすりゃええの?リサーチによると、助産師さんのマッサージを受ける、頻繁に授乳して母乳をためない、葛根湯を飲む、しこりをひやす、和食中心の食事をする、などなど。頻繁に授乳するのと冷やすのはすぐにできても、あとのはそう簡単にはできん。そういや、マッサージも葛根湯も和食もないメリケンのひとはどうしてるんだ?というわけで、メリケンサイトで乳腺炎リサーチ。
話はそれるが、おっぱいを冷やすにはキャベツの葉をあてるとよいそうな。が、生憎うちにはキャベツがないので、レタスで代用したところ、はじめは冷たかったが、すぐにおっぱいの熱と汗でしなしなになってしもうた。レタスでなく、キャベツで冷やせというからには、やはりキャベツじゃないとダメらしい。
で、話を戻して、メリケンサイトでのリサーチ。乳腺炎には細菌性のものとそうでないものがあるそうな。細菌性のものの場合、乳首の傷口からバクテリアが侵入してきて炎症がおきるらしい。で、高熱が出たり、寒気がする場合、細菌性のものであることが多いらしい。細菌性の場合、抗生物質を飲んで治療するとのこと。解熱は、アセトアミノフェン(Tylenolの成分)またはイブプロフェン(motrinの成分)で行えばよいらしい。あとは、頻繁に授乳して母乳をためない、水分を採ること、などなど。
おもしろいのは、おっぱいを温めろ、と書いてあったこと。温めてダメなら冷やせと書いてあるのもあった。どっちやねん(笑)あと、興味深かかったのは、乳腺炎になる人は3パーセントぐらいなんだとか。そんな少ないの?そして、あたいはまたもや少数派?乳腺炎は、なる人は時期を問わずなるらしいが、ほとんどは出産後3ヶ月までぐらいにおこるらしい。あぁ、三ヶ月以降は乳腺炎とおさらばしたい。そして、最も興味深かったのは、食事に対する考え方。日本語のサイトでは、高カロリー、脂もの、甘いもののとりすぎが一因であるとし、食事療法を推奨しているのに対し、メリケンサイトでは食事についての言及はほとんどなし。バランスのよい食事をしましょう、と書いてあるのもあったけど、その一行のみで具体的には何も記述なし。メリケン人は食事に気を使わなくても平気なのかしら?(そんなこともないと思うけど)一体、食事と乳腺炎ってどのくらい関連性があるんだろ。その人種、体質、環境、生活習慣に合った、食事、食習慣があるんだろうけど。。っていうか、好きなもの食べたいわ~。あれダメこれダメ生活なんて、ダメな大人にはムリよ!
で、また話がそれたが、乳腺炎は放っておくと、膿のかたまりみたいなのができて手術が必要になることがあるから早急に対処しろ、高熱が出て寒気がした場合はすぐにお医者さんに連絡しろ、などなどと書いてあり、読んでると、乳腺炎がとってもおそろしいものに思えてきました。いづれにせよ、今回の乳腺炎は細菌性ぽいし抗生物質をもらわねば、なのでめんどくさいが病院にいくことに。
で、夜が明けて、朝、病院に電話したら午後一時に予約がとれました。ラッキーなことに、ダーが仕事を半日休とってくれるとのこと。高熱でチビ子を連れて病院に行くというのは大分気合が要るので、ダーのヘルプがあると随分助かります。実は、ダーは前日に飲みすぎて二日酔いで会社に朝からいきたくなかった、というのが本当のところかもしれないが、まあよかろう。
病院にいったら、やはり、乳腺炎との診断で、抗生物質の処方箋をもらいました。処方箋は電話でも貰えたようで、夜のうちに電話して早急に対処しておくべきもののようでした。そうだったのか、おそるべし、乳腺炎。
その後、おっぱいを溜めないように、チビ子におっぱいをあげたあとは搾乳。実はこれまであまり搾乳をしたことがない。乳首がすぐに痛くなってしまうからだ。が、一ヶ月ちょっとチビ子におっぱいをあげ続けて乳首が鍛えられたのか、あまり痛くなくなってきた。そして、搾乳技術があがったのか、おっぱいのでる量がふえてるのか、しぼると出る出る。といっても、ピューとは出ず、ポタポタとだけど。しかも、搾乳してたら、黄色い古い母乳がでてくる穴を発見!そこから古い母乳をしぼりだしてると、こころなしか、しこりが小さくなったような。は~。にしても、おっぱいは深いわ~。鍛錬あるのみ。
夕方に抗生物質を飲んだが、直ぐにはきかない。1-2日かかるらしい。tylenolも飲んだけど、直ぐには熱はさがらない。で、こんな時に限って、夜、チビ子の泣き泣き病発病。おっぱいをあげてもあげても泣きやまない。おっぱいを飲みながら暴れるし。んも~、ダメじゃ~。体力精魂尽き果てた。すべてをダーに託し、わたしは入眠。さらば。
その間、ダーはチビ子を抱っこして夜の散歩に連れ出してくれました。散歩中、チビ子はごきげんだったらしい。が、帰ってきたら、また泣き泣き。万事休す。
わたしが一眠りから復活してきたところで、添い乳をしたら、ついにチビ子もくたばり、その後五時間ぐらい二人でぶっ倒れて寝ました。おきた瞬間、ひえー寝すぎた!とあせったけど、おっぱいは張りすぎておらず。チビ子は放っておいたらまだまだ寝てそうで、このままわたしも眠ってしまいたい衝動に駆られたけど、おっぱいが大変なことになるのが恐ろしく、チビ子を起こしておっぱいをあげました。にしても、5時間通して眠るなんて久しぶり。熱も下がって一安心。
以前から時々お邪魔していました。
返信削除ぱんだと申します。
今回、大変だったのですね。
乳腺炎は本当に突然起こるので、授乳ママにとっては一番怖いですよね。
NYには何人か、日本での助産師さんだった方々がいらっしゃるので、
そういった方々と仲良くしていると突然の対応にも応じてもらえますよ。
私は産後、2ヶ月半経ちましたが、まだ乳腺炎にはならず、
ただ、
助産師さんからは「出がいいおっぱいは乳腺炎に気をつけなさい」と言われているので、
出がいいからなってしまったのかもしれませんね。
母乳育児は大変ですが、
お互い頑張りましょう!
もしかして、妊娠/育児日記のぱんださんでしょうか?いつもブログ楽しませてもらっています♪メッセージいただき嬉しいです!
返信削除おそるべしです、乳腺炎。くれぐれも気をつけてくださいね!!NYに日本で助産師だったかたがいらっしゃるのですね。調べてみよっと。
ほんと、母乳育児ってこんなに大変だとは思わなかった。けど、おっぱい飲んだ後に幸せそうな顔してる我が子を見ると、報われるというか頑張ろという気になります。お互い頑張りましょうね!!