今日はfirst trimester screening。NYUのOBGYN Ultra Sound Unitというところで検査をうけました。
先日の血液検査と、Nuchal translucencyという、超音波で胎児の首の後ろの液体の量を見るテス検査の結果をあわせて、胎児の染色体異常の有無の確率を調べるというもの。この検査でわかる染色体異常はダウン症(trisomy21)とtrisomy 18 とtrisomy 13。いづれも、通常2つの染色体が3つある現象だそうで、trisomy 18と13はダウン症より稀で深刻なもののようです。
31stと1st Aveにある病院。でかっ!迷子になりそうだが、きょときょろしながら無事Ultra Sound Unitに到着。早速ペーパーワーク。保険のことやら支払いのことやら情報開示のことやらサイン、サイン、イニシャル、イニシャル。あ〜、保険やら支払いやら、いつもどよ〜んとした気分になるわ。こういうとき、お金の心配もあまりしないで気軽にいける日本の病院はいいな〜と思う。
妊婦雑誌をパラパラみたり人物観察をしながら待つことしばらく。旦那様と一緒に来ている人が何人かいました。なんだか重要な検査なのかしら?それとも、超音波で赤ちゃんを見てみたいお父さんなのかしら?そして、アメリカは高齢で産む人が比較的多いイメージだけど、待合室にいる人ってば、おばちゃんばっか。それとも老けて見えるだけ?なんか自分がteenager妊婦みたいな気分になりました(ってどんだけさばよんでんの!?笑)
まもなくすると、別室に行けといわれました。そこにはカウンセラーさんがいて、今日の検査の説明や結果の見方について説明してくださいました。なんと、結果は今日わかるとのこと。結果がでたらまたおいで、とのこと。
そしてもとの部屋に戻り待つことしばらく。ようやく名前がよばれ、診察室へ。超音波は膣から入れるタイプとお腹の上からみるタイプの両方をやりました。こないだ見たときとあまり見た目はかわらず。頭と腕と脚がみえ、心臓がばくばくしているのがみえました。そして、3D画像もでてきました。お〜、胎児は後ろ向いてたけど何だかリアル!性別はまだわからないとのこと。大丈夫ね、といわれ一安心。
しかし、それもつかの間。しばらくすると結果がでてまいりました。ドキドキしながら見ると、down syndromeのところに"increased risk"とな!35歳におけるダウン症の確率は1/301で私の年齢だと1/181。そして、今日の検査の結果の私の確率は1/174。が〜ん。どんなに若いつもりでいてもやはり身体は立派に年相応だったのか。
そのあとカウンセラーさんのところへ。やはり、残念ながら心配には及ばんとはいえないね。ということで、さらなるdiagnostic testのオプションについての説明がありました。現段階(12w0d)でのオプションは2つ。CVSかamniocentesisか。
CVSとはchorionic villus samplingの略で胎盤の組織を採取して染色体とDNAをみる検査で、10週から12週、遅くとも13週ぐらいにおこなうものだそうだ。日本では絨毛検査というらしい。1%ぐらいの確率で検査がうまく行なえないことがあるらしく、そうするとamniocentesisをすることになるらしい。妊娠初期に行なえる(結果が早期にわかる)というのが利点だが、流産の可能性がamnioより若干高いらしい。あとでネットでみたら1/100 −1/200とも1/360とも。
Amniocentesisとは羊水検査で、羊水を採取して染色体をみるもの。16週から18週におこなうそうだ。流産の可能性は1/400とのこと。Spinal bifide(二分脊椎)の検査も行なえるらしい。ただ日本人では可能性は低いらしい。
手続きはどちらもだいたい同じで、検査結果の正確性もだいたい同じらしい。すでに12週なので、CVSをするならすぐにやらないといけない、とのことで、どうするべ〜。カウンセラーさんはとても親切で、丁寧にいろいろ説明してくれました。CVSとamnioの比較表をつくってくれ、質問があったらいつでも連絡ちょうだいと電話番号とメールアドレスをくれました。
う〜ん、どうするべ〜。帰り道、今日は涼しくてよかったものの、買い食いする気にもなれず、行きがけに見て気になったインド食材屋をのぞく気にもなれず、家に直帰しました。気がパッとしないものの、食欲がないということはまったくなく、とろろごはんをモリモリ食べ、満腹になったら眠気が。。。とりあえずねるべ。
が、目覚めても悶々。しかし、確率ってなんなんだ〜。1/174というと、0.57%。1%にも満たない。そう考えると、そんなに気にしなくてもよい気がする。が、174人に1人と考えるとずいぶん大きい気がする。そして、CVSのリスクってば、ネットではいろんな数字が踊ってたけど、1/100って高くないか?1/174でもビビってるのに。。。けど、もしCVSをやってネガティブとでて安心できるならやってみようかとも思う、この不思議な感覚は何!?とりあえずはCVSはパスしてamniocentesisをうけてみるか。しかし、その検査まで約1ヶ月のほほんと待てるだろうか。
とりあえずは、いつも通ってる先生にも相談をしてみよう!ということで、明日予約をとりつけた。
ダーが仕事から帰ってくると真っ先に報告。すると、とてもクールな反応。年相応の確率なら普通ってことじゃん。しかも、99.5%大丈夫ってことでしょ。赤ちゃんを大事にしてあげて信じよう、と。
確かに。確率だの検査だの最新の科学であーだこーだしたとこで、結局、大丈夫と信じる神頼み法が最強なのかもしれない。
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