メリケンではスリープトレーニングというものが広く行なわれているようです。赤ちゃんが自力で夜通し寝られるようにする訓練です。3ヶ月を過ぎた頃から行なうようですが、2ヶ月からOKという意見もあるそうな。
Richard Ferberというお医者さんが提唱し、一般的には"cry it out" methodとして知られています。(本人はそういう呼び名ではよんでないらしい)。文字通り、赤ちゃんを泣かせておくのですが(もちろん泣かせることが目的ではない)、寝るまで放ったらかしにするスパルタなものから、途中で様子を見にいってあやしたりするマイルドなものまで、バージョンが色々あるようです。
オリジナルバージョンでは、赤ちゃんがウトウトしはじめたら、クリブに寝かせる。泣いてもそのままにしてしばらく(5分とか10分とか)したら、様子を見に行って軽くあやす(このとき決して抱き上げてはいけない)。こうして一人の時間のインターバルを少しずつ長くしていくと、次第に(3日から1週間ほど)で1人でに寝るようになる、んだそうな。
赤ちゃんを泣かせておくのは良くない!という意見ももちろんあり、Dr Searsらにより泣かないで寝かせる方法も提唱されています。
日本では耳にしないスリープトレーニング。だからといって、日本の赤ちゃんがひとりでに寝ないのかというとそうでもないだろうし、メリケン人の赤ちゃんがみんな寝るのかというとそうでもないだろう。眠りが訓練できるものなら、メリケンに不眠症はないのかというとそうじゃないし。子供と大人の眠りは別モノというはなしはあるが(かくいうわたしも昔は眠れない子だった)
それはさておき、スリープトレーニング云々やその方法に関係なく、眠る前のルーティン - だいたい決まった時間にお風呂にいれたり本の読みきかせをしたり子守唄をきかせたりして眠りへの導入を行い、規則正しい生活リズムをつくることは大事。
とのことで、前置きが長くなりましたが、子守唄を導入してみました。
効果てきめん、イチコロ!チビ子でなくて私が(笑)。わたしは何もなくてもすっと寝てしまいますが、実に気持ちよく眠りに落ちる事ができました。が、うたた寝から復活すると、元気一杯お目目ランランのチビ子が。。。
チビ子のお気に入りは、ドビュッシーの月の光。これがかかると満面の笑み。
あの〜、笑ってないで寝てほしいんですが。。。
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