朝10時、定期検診に行きました。その後は、妊娠フレンズとランチとお茶の予定で、ランチまでの時間つぶしに編み物をしようと、作りかけのチビ子ドレスをかばんにつめて。
いつもどおり、看護師さんに、ほんと妊婦にみえないわねーといわれ、血圧&体重測定、尿検査。先生に会って、血糖値測定結果を見せてvery good。あとは、待つだけねー。じゃ、子宮口のあき具合を見てみましょう、ということで、膣に何やら入れてみたところ(ちょっと痛い)、OMG!!!8cmもあいてる!!!今すぐNYU行って今日出産よ!!!
へっ?
まず陣痛がくるんじゃなかったっけ?陣痛どころか痛くもかゆくもないけど!?昨日は下腹痛くて腰がマックス重かったけど。
なんかよくわからんけど、NYUに行くのね。とりあえずうちに帰って入院荷物ピックアップして、と思ってたら、大興奮の看護師さんが、何いってんの、NYU直行よ!と、通りまででてタクシーひろってハグして見送ってくれました。
病院に向かう途中、ダーに電話。入院バッグは用意してあったのだけど、詰め残してあったものがいくつかあったので、それを依頼。自分とダーの親にもどうやら出産ぽい旨連絡。
そうこうしているうちに11時頃病院到着。受付にいって、ペーパーワーク。見積もり入院費用の支払い等等。
12時頃、LDRの部屋に通されました。LDR=Labor+Delivery+Recoveryで、この一連の出産の流れを家のようなホテルのような部屋でリラックスして行なうのが最近の流行のようです。ちなみにこんな感じ。
ガウンに着替えて、これからどうなるのかしら、と思ってたら看護士さんがやってきて、これまでの妊娠の過程や過去の病歴、アレルギーの有無等等の質問。心音モニターみたいなものがお腹にとりつけられました。
その後、先生(いつも定期検診でみてもらっている先生でなくて、同じクリニックの別の先生。過去に何度がみてもらったことがある)がやってきて、Epiduralの説明。なんか、ちっとも痛くもないし、痛くもないんだったらepiduralしなくてもいいかなーと思い、痛くて耐えられなくなるまでしたくない旨伝達。
しばらくして先生がまた様子を見に来たけど、何もおこってないので、破水されました。膣に何やらいれられて痛たと思ったら、生温い液体がじわ〜〜〜。
先生が部屋を去り、しばらくしたらダー到着。家で荷物をピックアップして、すずをホテルに預けて大急ぎでやってきてくれました。このとき12:30頃。これからどうなっちゃうんだろうねーと余裕のだべり。
ところが、12:50頃から事態が一転。なんか下腹に重圧がやってきて、これなんだろ、と思っていたら、これまで感じたことのない、猛烈に巨大なウン子ちゃんがでそうな感覚が肛門なのか直腸のあたりにヌオ〜〜〜〜〜〜〜っっとやってきました。いきんでいいのかだめなのかよくわからんけど、いきまずにおれないというか、おしりのあたりにもりもりもり〜〜っと何かができてきそうな衝撃。
余談になるけど、今朝の定期検診に行って採尿してるときに、#2が催してきたので自然の流れにまかせつつ、出産ってこんな感じなのかしら、とうっすら思ったのですが、遠からず、でした。
話は戻って、その衝撃。思わず悶絶絶叫せずにはいられないものでした。ダーが両手をにぎっててくれてたのですが、わたしはなんだかよくわからない格好でいきみ&雄叫び。1分ぐらい(!?)たつとその波は去っていきました。
が、またしばらくしたら波がやってきて悶絶絶叫。何回繰り返したかもはや覚えてないけど、きがついたら先生や看護士さんが勢揃い。子宮口の開き具合をチェックしてたような。子宮口は全開のようで、またあの猛便意がやってきた時には、先生たちが、いきんで〜(push)のコール。10数えて一息いれて(すってはいて)、それの3回リピートが1セット。この1セットが猛便意一波に対応。
波が来ては去り、そのたびにpushコール。わたしは何がなんだかわからんけど、とにかくコールされるままに雄叫びながら全力でpush。途中一息いれるだけでは力が持たず3息ぐらいしてしまうのだけど、ひっこんじゃうから休むなーpush~~~のコール。ひぃぃっ。涙がでる。のどがかわく。唇がかさかさ。しかし、いいぞー頑張れーの皆の応援の声に励まされ、雄叫びpush続行。4波目ぐらいで、チビ子が下に動いたような感覚があった。5波目ぐらいで、頭が半分出たような感覚が。
ここで、波がこなくなってしまった。ちょうどウン子が途中まで出たけど出きらず、にっちもさっちもいかなくなった状態。次の波を待つ!?でも、皆のpushコールが。この中途半端な状態と強烈な痛み、耐えられん、早く解放されたい、と最後の力を振り絞り、いきみ叫んだら、、、にゅるんっっ。生暖かい塊がでて、脱力〜。
チビ子誕生@1:19pm
結局、epiduralをうってるヒマもなく、無痛分娩は体験できず。会陰切開もなし。でも、やはりちょっと裂けたようです。
チビ子のへその緒はダーが切ったそうです。この時、わたしは無事チビ子が出てきた安堵と脱力の放心状態で全くそのことは感知しておらず。しばらくして胎盤がにゅるり。その間、チビ子は軽く拭かれて体重測ったり足拓とったり、その他もろもろの処置をされていた模様。ちなみに、チビ子は身長47cm、体重2595gでした。
間もなく、わたしはガウンをはがされ、胸の上にチビ子がのっけられました。今よいとされているskin to skinです。あったかーい。小さくて可愛い〜♪
チビ子が産まれたら涙がこみあげてきて泣いてしまうだろうと想像してたのだけど、そういう感じはなく、痛みからの開放感と、無事にチビ子がでてきてとにかく嬉しい、安堵感、というのか。チビ子のあたたかさがそれを助長し、ほんとにホッとしました。
が、ホッとしつつも、その頃お下のほうでは会陰の縫合がなされており、これがけっこう痛い。せっかくの安堵感がちょいと邪魔されてたのでした。
チビ子とのskin to skinをしばらく楽しんでいたら、看護士さんが、わたしのおっぱいをむぎゅっとつかみ、チビ子の口の中にかぱっとつっこみました。すると、すぐにちゅーちゅー吸い始めました。あれま、びっくり。すごい吸引力!いきのいいタコばり。痛いぞ!けど、一心におっぱいをすう姿がなんとも可愛く、それを見たさに1時間ぐらい吸われてたでしょうか。おっぱいでてたのかナゾだけど、チビ子はずっと力をゆるめることなく吸い続けてました。
それも終わり、すべて終わったところで、ダーがもってきてくれたいちごのショートケーキをぱくり。ああ、至福。
しばらくLDRの部屋で休んで、4時頃、mother&child部屋に移動。2人部屋と個室があるのだけど、個室は保険がきかず激高なので、2人部屋へ。入り口側と窓側にわかれているのですが、窓側のほうでした。ラッキー。
間もなく、今日会うはずだった妊婦フレンズが会いにやってきてくれました。しかも、ホールケーキのお土産をもって!(わたしが、出産したらホールケーキを食べたい、と言ってたのです。)楽しい妊婦生活はみんなのおかげ。ほんとに感謝!!
そして、おっぱいあげたり夕飯食べたり出産のお知らせのメールやらなんだかんだしているうちに夜は更け、意外な展開となった一日がおわりました。
2人部屋にはリクライニングになっている椅子があり、寝心地は超悪そうだけど、お父さんも泊まれます。会陰の傷が超痛く、チビ子のお世話も大変だろう、とダーも泊まってってくれました。で、どーでもいいけど、ダーが病院の自販機で買ってきて飲んでた飲み物↓
あらためて、おめでとう!
返信削除PUSHってみんなさんざん連呼してるから、このネーミング?!(笑)
ありがと〜。Pushしまくった夜にPushというネーミングの飲みもの(笑)
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