こちらに到着してから、マンハッタン島にこもりっきり。ダーが金曜にお休みをとれることになったので、週末は車を借りて島から脱出してみることに。目指すところは特になく、とりあえずハドソンリバーを北上してみる、というゆるーい企画。
ニューヨーク州のガイドブックを買ったもののアメリカの旅行ガイドって何故文字ばっかりで写真がないんだろうか。イメージわかないし、読んでも印象に残らない。。。というわけで、iPhoneの地図をみながら適当に寄り道することに。
DAY1
マンハッタン島を北上して島脱出を果たすと、Interstate 287にのってハドソンリバーの西側にわたる。ハドソンリバーってでかいのね!その後は9Wという道をずんずん北上。9という道ははローカルの長閑な道で、途中何本も枝分かれしてハドソンリバーの横を走っている。
Nyackという町を過ぎたあたりにあるRockland Lake State Parkというところで休憩。公園内を散歩しようかと思ったけど暑いのでパス。
その後また北上を続け、今度はBear Mountainで休憩。Scenic driveがあって山を上へのぼっていくと絶景が。
山の中にくると温泉に入りたくなるが、そんなものはない。。。Bear Mountinから橋をわたり再びハドソンリバーの東側へわたり、9Dを北上。
Garrisonという町を走っていると、ice cream, coffee, pieという文字が。急ブレーキふんで引き返していったのがGarrison Marketというこぢんまりしたカフェ。手作りアイスのほかサンドイッチやパウンドケーキやパイ、近郊でとれた野菜や果物等等が売られている。このあたりはリンゴの産地らしく、そのリンゴをつかったパイがあった。パイも気になったけど、やはりアイスは捨てがたい。わたしはとりあえずバニラを食べることにしている。バニラってそのアイスの特色がいちばんでてる気がするから。うむうむ。普通に美味しいぞ♪(写真とりそこねた)
甘いもの補給がすんだら再び北上してHyde Parkへ。目的地のない旅だけど、実は一つだけ行きたいところがあって、それがこのHyde Park。そろそろ夕方だったのでそのへんのモーテルにチェックインして、それから向かったのが目的地のCulinary Institute of America。有名な料理学校で、学校内に生徒たちが料理をつくるレストランとカフェがあるのです。レストランはドレスコードがあるので、適当な格好でもはいれるカジュアルなカフェへ。甘いものがあるのがこのカフェ、Apple Pie Bakery Cafeなのです。
中に入るといきなり美しいチョコが。そしてケーキのケースには芸術品の如くな美しいケーキが!やるじゃないか、アメリカ〜!アメリカで製菓を学ぶことに一抹の不安を抱いていたけど、薄れました。
で、それはさておき、3つも4つも食べたかったけど、ぐぐっと押さえて2つに絞りました。両方ともチョコ系になってしまったのだけど。ムースはまろやか&滑らか、チョコは薄ーく滑らか、プラリネもよいお味、タルトはサクサクで目がこまかい。う〜〜〜ん、大、満、足〜〜〜〜〜!!昇天!
学校は一般の人にも解放されていて、キャンパス内をうろうろしました。建物はお城のようでゴージャス。キャンパス内も広く、学生寮も完備。川沿いに建っているので、キャンパス内から川が見えてなんとも優雅。教室/厨房にはナゾのプロフェッショナル料理器具があって面白い。今度はここのレストランで食べてみたい。
DAY2
Hyde Parkをあとに北上続行。そこからすぐのRhinebeckというところでブランチ。9沿いでこぎれいな感じで目立ったZen Dog Cafeというところ。スコーンとキッシュをいただきました。スコーンには手作りジャムが。バターも食べた瞬間は甘くて、あとに塩味がのこって美味。スコーンもほどよくほろほろ。キッシュもあぶらっこくなくて美味しかった♪
Rhinebeckは小さなお店が建ち並ぶ可愛らしい町(村?)でした。
酒屋にはこんなへんなもの↓があったが。。。
そしてさらに北上。途中、ハイキングする人の絵がかかれた表札に導かれて立ち寄ったのが、Harrier Hill Parkというところ。Hudsonというところの少し手前。野原が広がっていて、その向こうに川が望める。ベンチが沢山あるのだけど、人っ子一人おらず鳩がいるのみ。。。で、30分ほど仮眠。ん〜、都会の喧噪はどこへやら。ええのう〜。
そしてその後はニューヨーク州の州都、Albany。
甘いものを注入するべく、車をとめたWashington Parkの近くにあったアイスクリーム屋、Ben & Jerry'sへ。ここのアイスはスーパー等で売ってるけど、お店で食べたことはなかったかも。で、やはりバニラを食べる。が、バニラの味も卵の味もミルク/クリームの味もどれもいまいちはっきりせず、全体的にぼんやしした感じ。フレーバーもののほうがよいのかも。ダーが食べたストロベリーキウイソルベはさっぱりしていてまずまずでした。
そして都市を離れ風光明媚な田舎めがけて北上。Lake Georgeあたりで夕刻となったので、今日の停泊はここにするか、とモーテルを探すも、ここは実はリゾート地らしく、しかも土曜日ということで、なかなか空きがない+お値段が高め。普通のモーテルでも200ドルを超えたりする。うーん、なんだかなー、とあきらめかけた時に"Vacancy" "$79"の文字が。。。これは怪しいぞ〜と思いつつ、運転し続けるのも疲れたので、勇気を振り絞ってたずねてみると、空き部屋あり、ダブルベット2つで89ドル。安かろう悪かろうなら、夜遅くまで外を出歩き、寝にだけ帰ってくればよいだろう、とチェックイン。そしたら、なんと!お部屋はなかなかよいではないか!!内装はあたらしいのか、新しい木の香り。そして照明が明るい!(モーテルはたいがい暗いのでこれはbig plus!)冷蔵庫も電子レンジもある。しかもテレビがブラウン管でなくて、薄型の壁掛け式。タオルもついてる。部屋は広くなく、バスルームのドアがちゃんとしまらないけど、余分な設備はなく、あるべきものはちゃんとある、なんて無駄がないんだ!(ビジネスデスクとかバスタブとかあっても使わんもんね)そして、この値段!!宝探しで一番の宝物を見つけた気分でウキウキしてしまいました。ちなみにこのモーテルはWhippoorwill Motelといってキャンプサイト(キャンピングカー停泊所)が併設されてます。
レストラン等があるvillageからは少し離れていたので、車でそこまでいってビーチを散歩して、湖をみながらゴハン。
その後はvillageを散歩。かるーく人の列ができているお店があり、なんだ?と見るとソフトクリーム屋。いっちょいっとくべ!smallだけど1/2パイントぐらいありそうなデカさ(写真とりわすれた。。。)。でも、あますぎず固さもちょうどよく美味でした。ソフトクリーム屋さんはFat Willie’sといいました。ソフトクリームの写真はとりわすれた。。。
DAY3
朝からあいにくの雨。北上はやめ、帰路につくべく南下開始。雨だし、どこかに寄るにもなぁ、、、と田舎道はやめてinterstate 87にのったものの、渋滞で景色も面白くなく、結局は9へ。遠回りでも時間がかかっても、動き続けている方がわたしはよいのだ。途中ゲリラ豪雨的なものに何度か見まわれながら、田舎道&ちいさな町を通り抜け、マンハッタンへ無事帰還。
レンタカーを返して家にもどる途中、いつも長蛇の列の大人気ハンバーガー屋Shake Shackを除くと、天候と時間帯のせいか、全く列がない!これはチャーンスとチーズバーガー、シャックバーガー、フレンチフライ、フローズンカスタードを購入して帰宅。ハンバーガーは小ぶりで我々にはちょうどよいサイズ。お肉はジューシーで焼き具合もグッド。パンもぶあつすぎずしっとりしてて美味。シャックバーガーにはシャックソースというのが入ってて、ケチャマヨ風!?で美味。これはいいわ♪フローズンカスタードは、日本の爽とかのカップアイスを彷彿させる味。これはこれで美味しい♪
というわけで、初の島脱出ツアーは無事終了。