魚 フィールド調査

わたしは、たいていのことにはこだわりがなく、だいたい、ま、いいか、ですんでしまう。だけど、たま〜に、しつこい。

で、今週執着していたのは魚。ヒマにまかせて魚を売っているところをみてまわった。

その１：Chelsea Market

15th Streetと9th Aveにある。レストラン、食料品、生活雑貨、衣料などなどいろんな店がはいっている。そのなかのLobster Placeにお魚が売られている。さしみもあるけど、高い！１５切れくらいで$16とかだった。ぬぬぬぬぬ〜。

そして丸のまんまの魚も売られている。整然と並べてあり、魚の名前はもちろんのこと、養殖か天然の区別、産地、どんな魚なのかの説明も書いてあり、親切。輸入物もあるよう。（後日ふたたび訪れたら、丸のままの魚はなく、みんなさばかれていた。）

大型の魚はさばいてあり、値段も高め。

その２：Sea Breeze Fish Market

40th Streetと9th Aveのかどっこにひょっこりあった（住所は541 9th Ave)。歩いてたら偶然見つけた。Chelsea Marketのに比べると、もっと魚屋〜ってかんじで値段も安め。ちゃんと魚名が書いてある。

その３：Citarella

マンハッタンにいくつかの店舗がある高級スーパーマーケット。9th Stと6th Aveにある店舗にいってみた。ケーキ屋もあって、ケーキの材料（ケーキ専用粉やアーモンドプードル等等）もあった！

で、魚。魚の名前はもちろんのこと、説明がかいてある。天然ものとか輸入ものとかかいてあるものもあり。ロブスターのいけすもあった。

その４：Eataly

最近オープンしたイタリア食のデパート。なんだか泳いでるかのように魚がならべられていて、ちょっとかわいい（笑）。値段は高めだけど、どれも大振り。

その５：チャイナタウン各店

Mott Street (Grand StとHester Stのあいだ）に3軒、Canal Streetにも少々、Grand Street (Bowery とChrystieのあいだ）に３軒ほどあった。魚の名前はほとんど書いてなく、英語も最低限しか通じないけど、とにかく安い！いけすがあるところもある。

勝手に分類すると、魚屋は、チャイナタウン系とChelsea Market/Citarella/Eataly等のおしゃれ系に分けられる。おしゃれ系は、説明などがついていて親切＆魚のプレゼンテーションが美しく美味しそうに見える、けどお値段高め。いっぽうのチャイナタウン系は、なんだかカオスだけど、そのよくわからなさがエキサイティングで、安い。おしゃれ系のほうが輸入ものがあるためか、種類は多いかも。おしゃれ系でもチャイナタウン系でも、どちらもワタとウロコをとってくれる。

ネットやおしゃれ系で魚の種類を少々学習して、チャイナタウンで買って、とりあえずは各さかなの味を知るために、丸焼きにしてみた。

Striped Bass

名の通りからだにシマシマがある。シマ鱸！？

ちょっと臭みあり。

Red Snapper

赤くて大きめの魚はみんなRed Snapperと呼ばれてしまうみたいなのだけど、これは身体に黄色い線がはいってた。おなかのところは脂がのってて美味しかった。

Black Sea Bass

目の大きい黒いもようがある。ぽってり太っていて愛いやつ。

味はまったくクセがなくほっこり美味しかった。

Perch

Porgyよりほそめ。身体は銀色なんだけど、はじっこがちょっと赤くなっている。

臭みはあんまりなかったけど、あぶらもそんなになし。

めばる？

Red Snapperといわれたけど、めばるっぽい。

煮付けにしてみた。おなかのところがとろとろだった。

おとなりは、なんちゃって鯛飯。

うーん、さかなワールド奥深し。。。